新年度が始まり、部活動やクラブ活動が本格化するGW明け。
さらに気温も過ごしやすくなり、

・ランニングを始めた
・ジムへ通い始めた
・久しぶりに運動を再開した
・ウォーキング量が増えた
・趣味のスポーツを再開した

という方も非常に増える時期です。

実際にこの時期は、学生アスリートだけでなく一般の方でも、

「急に運動量が増えたことで身体が耐えきれなくなる」

ケースが多くみられます。

特に、

・急激な運動量増加
・新しい環境による疲労
・身体機能の低下
・フォーム未習得
・柔軟性不足
・運動不足後の再開

などが重なることで、スポーツ障害や関節痛を起こしやすくなります。

成長期の学生では「骨の成長に筋肉が追いつかない問題」が起こりやすく、
一般の方では「柔軟性低下や筋力低下による代償動作」が増えやすい特徴があります。

今回はGW明けに増えやすい代表的なスポーツ障害や運動時の痛みを、原因や身体の特徴も含めて詳しく解説します。


① オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)

どんなケガ?

成長期の膝のスポーツ障害の代表例です。

膝のお皿の下にある「脛骨粗面(けいこつそめん)」という部分に、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が繰り返し強く引っ張ることで炎症が起こります。

特に、

・ジャンプ
・ダッシュ
・急停止
・切り返し動作

が多い競技で発症しやすく、

・サッカー
・バスケットボール
・バレーボール
・陸上競技

などで多くみられます。


なぜこの時期に増える?

新入生は急激に練習量が増えます。

さらにGW明けは、

「身体が疲労している状態で無理を続けやすい時期」

でもあります。

成長期は、

骨の成長速度 > 筋肉や腱の柔軟性

となりやすく、太ももの筋肉が硬くなることで脛骨粗面への牽引ストレスが増加します。

さらに、

・股関節の硬さ
・足関節可動域低下
・体幹機能低下
・骨盤前傾姿勢

などがあると、膝への負担がさらに増加します。


注意すべきポイント

オスグッドは単純に「太ももが硬いだけ」ではありません。

実際には、

・胸椎伸展制限
・股関節伸展制限
・足関節背屈制限
・片脚支持能力低下

など、全身の連動性低下が背景にあるケースも非常に多くあります。

そのため、痛い部分だけをマッサージしても改善しないことがあります。


② シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)

どんなケガ?

すねの内側に痛みが出るスポーツ障害です。

正式には「脛骨過労性骨膜炎」と呼ばれ、繰り返しのランニングやジャンプ動作によって、脛骨(すねの骨)の骨膜に炎症が起こります。

特に、

・長距離走
・バスケットボール
・サッカー
・バレーボール

など、走行量の多い競技で増加します。

また最近では、

・ランニングを始めた一般の方
・ダイエット目的で急に歩き始めた方
・久しぶりに運動を再開した方

にも非常に増えています。


発症しやすい身体の特徴

シンスプリントは単なる使いすぎではなく、

・足部アーチ低下(偏平足傾向)
・過回内(足が内側に潰れる動き)
・股関節機能低下
・下腿後面の柔軟性低下

などが関与します。

特に運動再開直後は、

「身体がまだ衝撃に慣れていない状態」

のため、負荷に耐えきれず発症しやすくなります。


放置するとどうなる?

初期は「運動後だけ痛い」程度ですが、

進行すると、

・運動中も痛い
・押すと強く痛む
・歩行でも違和感

が出てきます。

さらに悪化すると「疲労骨折」に移行するケースもあるため注意が必要です。


③ 足関節捻挫

ただの捻挫ではない?

スポーツ現場で最も多いケガの一つです。

特にバスケットボールやバレーボールでは、ジャンプ着地時に足首を内側へ捻る「内反捻挫」が多くみられます。

一方、一般の方でも、

・ランニング中
・段差
・久しぶりのスポーツ
・疲労時

などで捻挫を起こすケースが増えます。

しかし実際には、

「足首だけの問題」

とは限りません。


捻挫を繰り返す原因

再発を繰り返す方には、

・股関節外旋筋機能低下
・体幹機能低下
・片脚バランス不良
・胸椎回旋制限
・足趾機能低下

などがみられることがあります。

特に疲労が蓄積すると、

「反応速度」や「着地制御能力」が低下し、捻挫リスクが高まります。


初期対応が重要

捻挫後に、

「腫れが引いたから終わり」

としてしまうと、

・靭帯の不安定性
・固有感覚低下(バランス能力低下)

が残り、再発しやすくなります。

その結果、

慢性的な足関節不安定症へ移行するケースも少なくありません。


④ 成長期腰痛・運動再開時の腰痛(腰椎分離症を含む)

腰痛は学生だけではない

学生アスリートの腰痛には、

・筋疲労性腰痛
・椎間関節性腰痛
・腰椎分離症

など様々なタイプがあります。

特に腰椎分離症は、

腰椎後方部分に繰り返しストレスが加わることで疲労骨折を起こす障害です。

また一般の方でも、

・久しぶりのゴルフ
・ランニング
・ジムトレーニング
・ウォーキング増加

などをきっかけに腰痛が増える時期でもあります。


腰だけが原因ではない

腰痛の方を評価すると、

・胸椎伸展制限
・股関節回旋制限
・ハムストリングス硬化
・骨盤前傾過多
・腹圧コントロール低下

などがみられることが多くあります。

本来、胸椎や股関節で分散されるべき負荷が、腰へ集中してしまう状態です。


この時期のスポーツ障害で本当に重要なこと

GW明けは、

「気候が良くなって身体を動かしたくなる時期」

です。

しかし身体は、

急な運動量増加にすぐ適応できるわけではありません。

特に、

・柔軟性低下
・関節可動域低下
・筋力低下
・疲労蓄積
・フォーム不良

がある状態で無理をすると、身体の一部へ負荷が集中してしまいます。

成長期の学生も、運動を再開した一般の方も、

「少し痛いけど我慢できる」

その段階で適切なケアを行うことが非常に重要です。

早めに身体の状態を整えることで、

・長期離脱予防
・慢性痛予防
・パフォーマンス低下予防
・再発防止

にもつながります。

鍼鍼灸接骨院oasisのスポーツ障害・運動障害への治療アプローチ

当院では、単純に「痛い場所だけを治療する」という考え方はしていません。

スポーツ障害や運動時の痛みは、

・身体の使い方
・関節の連動性
・柔軟性
・筋出力バランス
・疲労状態
・フォームの崩れ
・運動量の急激な変化

など、複数の要素が重なって起こるケースが非常に多いためです。

特にGW明けは、

・新入生の部活動開始
・一般の方の運動再開
・ランニングやジム通い開始
・気候変化による活動量増加

などによって、身体へ急激に負荷がかかりやすい時期でもあります。

そのため当院では、局所だけでなく、

「なぜそこに負担が集中したのか」

を全身から評価していきます。


オスグッドへのアプローチ

オスグッドでは、膝だけをみることはほとんどありません。

実際には、

・股関節伸展制限
・足関節背屈制限
・骨盤前傾過多
・胸椎伸展制限

などが背景にあることが多く、これらによってジャンプやダッシュ時の負荷が膝へ集中してしまいます。


① 炎症・疼痛のコントロール

まずは過剰な炎症や筋緊張を抑え、痛みを軽減させます。

大腿四頭筋だけでなく、

・大腿直筋
・腸腰筋
・縫工筋
・下腿前面

など、実際に牽引ストレスへ関与している筋も評価します。

炎症が強い状態で無理に負荷をかけると、症状が長期化するケースもあるため、まずは適切な炎症管理を行います。


② 股関節・胸椎の可動性改善

膝へ負担を集中させないために、

・股関節伸展
・股関節回旋
・胸椎伸展

の改善を重要視します。

特に胸椎が硬い選手は、下半身の力を逃がせず膝主導の動きになりやすい特徴があります。

また一般の方でも、デスクワークや姿勢不良による胸椎可動性低下が膝負担につながるケースがあります。


③ PNFストレッチ・運動療法

単純なストレッチだけではなく、

「動きの中で使える柔軟性」

を作るためにPNFを取り入れます。

さらに、

・片脚支持
・体幹安定性
・股関節主導動作

なども修正し、再発予防につなげます。


シンスプリントへのアプローチ

シンスプリントでは、

「すねが悪い」

というより、

「足部〜股関節までの衝撃吸収機能低下」

が問題になっているケースが多くあります。

学生アスリートだけでなく、

・ランニングを始めた方
・ウォーキング量が急増した方
・久しぶりに運動を再開した方

にも非常に多くみられます。


① 足部機能評価

当院では、

・足部アーチ
・荷重バランス
・母趾機能
・足趾把持

などを確認します。

特に偏平足傾向や過回内が強い場合、脛骨内側へ牽引ストレスが集中しやすくなります。

また、歩行やランニングフォームも確認し、身体のどこで衝撃処理ができなくなっているかを評価します。


② 下腿だけでなく股関節まで調整

シンスプリントでは、

・下腿三頭筋
・後脛骨筋
・長趾屈筋

などへの負荷が増加します。

しかし原因は、

・股関節外旋筋弱化
・骨盤安定性低下
・着地衝撃コントロール低下

であることも少なくありません。

そのため局所治療だけでなく、下肢全体の連動性改善を行います。


足関節捻挫へのアプローチ

捻挫後に重要なのは、

「腫れを引かせること」

だけではありません。

実際には、

・関節位置感覚(固有感覚)
・反応速度
・着地制御

まで戻さなければ再発しやすくなります。

スポーツ選手だけでなく、一般の方でも、

「一度捻挫してから何度も繰り返す」

というケースは非常に多くあります。


① 炎症管理と可動域回復

初期は炎症を悪化させないように管理しながら、

・距腿関節
・足部アライメント
・腓骨可動性

なども細かく調整します。

腫れや痛みだけでなく、

「関節が正しく動ける状態」

へ戻していくことが重要です。


② バランス・神経系トレーニング

捻挫後はバランス能力が低下します。

そのため、

・片脚バランストレーニング
・着地制御
・股関節連動

を再教育していきます。

単純な筋トレだけではなく、

「スポーツ動作や日常動作へ戻す」

ことを意識して進めます。


成長期腰痛・運動再開時の腰痛へのアプローチ

腰痛では、

「腰を揉む」

だけでは改善しないケースが非常に多くあります。

特に学生アスリートでは、

「腰が頑張りすぎている状態」

になっていることが少なくありません。

また一般の方でも、

・久しぶりのゴルフ
・ランニング
・筋トレ
・長時間歩行

などをきっかけに腰痛が出るケースが増えます。


① 胸椎・股関節機能改善

本来、

・胸椎
・股関節

で分散されるべき動作ができないと、腰椎へ過剰なストレスが集中します。

そのため、

・胸椎伸展
・回旋可動域
・股関節分離運動

を改善していきます。


② 体幹機能再教育

腰痛の方では、

「腹圧がうまく使えない」

ケースが多くあります。

そのため、

・呼吸
・腹圧コントロール
・骨盤安定性

を意識した運動療法も行います。

特に運動再開直後は、

「頑張れるけど支えきれない身体」

になっていることも多いため、負荷をコントロールしながら身体機能を整えていきます。


当院が大切にしていること

スポーツ障害や運動時の痛みは、

「休めば終わり」

ではありません。

・なぜそこへ負担が集中したのか
・なぜフォームが崩れたのか
・なぜ疲労を処理できなくなったのか

そこまで考えることが重要です。

特に成長期は、身体が日々変化しています。

また一般の方でも、年齢や生活習慣によって身体機能は大きく変化します。

その状態で無理を続けることで、

・慢性痛
・フォーム崩れ
・パフォーマンス低下
・再発

につながることもあります。


まとめ

GW明けは、新入生を中心とした学生アスリートだけでなく、

・運動を始めた方
・久しぶりに身体を動かした方
・ランニングやウォーキングを始めた方

にもスポーツ障害や運動時の痛みが増える時期です。

最初は小さな違和感でも、

・無理を続ける
・痛みを我慢する
・適切なケアをしない

ことで長期化するケースも少なくありません。

スポーツ障害や運動時の痛みは、

「ただの使いすぎ」

ではなく、

身体全体の連動性や機能低下が背景に隠れていることも非常に多くあります。

だからこそ、

痛い場所だけではなく、全身をみながら根本原因へアプローチすることが重要です。

「まだ我慢できるから大丈夫」

その段階でのケアが、今後の競技生活や健康維持に大きく関わってきます。

ぜひ一度ご相談ください。

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