腕の痛み（外側上顆炎・内側上顆炎）でお困りの方へ

肘の痛みは、スポーツに限らず、日常生活や仕事の動作でも起こります。荷物を持つ、タオルを絞る、パソコン作業など、普段の動作がつらくなることも多く、放置すると長期化するケースもあります。

上腕骨外側上顆炎とは（通称テニス肘）

上腕骨外側上顆炎は、肘の外側に痛みが起こる障害です。手首を反らす、指を伸ばす動作を繰り返し行うことで前腕の筋肉に負担がかかり、肘の付け根に炎症が起こります。

＜このような症状がみられます＞
・肘の外側がズキッと痛む
・ドアノブを回す、ペットボトルのフタを開けると痛い
・タオルを絞る、荷物を持つ、フライパンを持つ動作がつらい
・料理やパソコン作業で痛みが悪化する

＜主な原因＞
・ラケットスポーツや重い調理器具の使用
・マウス・キーボード操作の反復
・前腕の過緊張（特に手首を反らす筋）
・加齢や筋力の低下
・姿勢不良やフォーム不良による負担の集中

上腕骨内側上顆炎とは（通称野球肘）

上腕骨内側上顆炎は、肘の内側に痛みが起こる障害です。手首を曲げる、握る力を使う動作の繰り返しによって、前腕屈筋群に負担がかかり発症します。投球動作のあるスポーツで多くみられるため、一般には「野球肘」と呼ばれますが、スポーツをしていない方でも発症します。

＜このような症状がみられます＞
・肘の内側が痛い
・重い物を持つ、握る動作で痛み
・指先に力が入りにくい
・投球やスイングで痛みが再発する

＜主な原因＞
・投球動作、グリップ動作の繰り返し
・荷物を持つ、持ち上げる作業
・手首を曲げる動作の使い過ぎ
・肘の内側に負担が集中するフォームや姿勢

鍼灸接骨院oasisの施術アプローチ

上腕骨外側上顆炎・内側上顆炎は、肘だけの問題ではなく、手首・肩・背中の動き、姿勢バランスなど複数の要因が重なって発症します。当院では、痛みを抑えるだけでなく、根本原因にアプローチし再発しにくい身体づくりを行います。

1．痛みの軽減と炎症抑制
微弱電流治療機器（IM2000）で炎症と痛みを抑制します。
痛みが強い場合はアイシングを行い、必要に応じてテーピングで負担を減らします。

2．関節の連動を改善し、肘への負担を分散
外側・内側上顆炎では、肘だけでなく
手関節、肩関節、背中の可動域低下がみられます。
前腕の緊張を手技で緩めるだけでなく、肘・手首・肩の連動性を回復し、必要に応じて手関節のアライメント（関節位置の調整）まで行います。

3．日常生活・動作の指導
・荷物を持つときの手の使い方
・料理、パソコン作業での肘・手首の位置
・スポーツのフォーム改善
痛みを繰り返さないよう、動作のクセに合わせてアドバイスします。

4．再発予防のセルフケア
・前腕から肩にかけてのストレッチ
・筋力低下を防ぐトレーニング
・使い過ぎを避ける工夫
・痛みが出た際の対処方法

まとめ

上腕骨外側上顆炎（テニス肘）・上腕骨内側上顆炎（野球肘）は、正しい施術と動作改善で回復が可能な疾患です。

鍼灸接骨院oasisでは、痛みの根本原因を明確にし、身体の動きと負担のかかり方を改善することで、再発しにくい状態を目指します。

スポーツをしていない方でも発症するため、日常生活や仕事で肘の痛みを感じている方は、早めの相談が改善への近道です。
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