早期のリハビリと予防が、再発防止と競技復帰のカギ
● 脱臼とは?
脱臼は、関節が外れてしまうケガです。関節を構成している骨が、何かの衝撃や無理な動きによって、元の位置から外れてしまう状態を指します。多くの場合、周りの靭帯や筋肉、関節包(関節を包む袋)も一緒に傷ついています。
スポーツでは、特に肩関節、ひざのお皿(膝蓋骨)、肘や指の脱臼がよく見られます。コンタクトスポーツやジャンプ・回転を伴う動作で多く発生します。
● よくあるスポーツ中の脱臼
◆ 肩の脱臼(肩関節脱臼)
- サッカー、ラグビー、柔道、バスケットなどで発生
- 転倒や腕を後ろにひねる動きで外れやすい
- 肩が抜ける感覚が残る「反復性脱臼」になりやすい
◆ 膝のお皿の脱臼(膝蓋骨脱臼)
- ジャンプや切り返し動作で起こりやすい
- 若年女性に多い
- 一度脱臼すると再発しやすくなる
◆ 指や肘の脱臼
- ボールが強く当たったり、地面に手をついたときに起こりやすい
- 日常動作に支障が出ることも多く、固定後のリハビリが重要
● 脱臼したときの対応とリハビリ
▶ 初期対応(〜1週間程度)
- 整復(関節をもとに戻す)
- 痛み・腫れを抑える(アイシング、電気治療など)
- 関節を安定させる固定
- 固定中でも、周囲の筋肉の軽い運動(力を入れるだけなど)を行い、筋力を落とさない工夫をします
▶ 回復期(2〜4週間程度)
- 固定が外れた後は、関節が固くならないように動かす練習(運動療法)をスタート
- 無理のない範囲で関節の動きを取り戻します
- 姿勢や動きのクセを整えるエクササイズも必要です
▶ 競技復帰前(1か月以降〜)
- 筋肉の強化や、スポーツ中の動作を再現したトレーニング
- 方向転換、ジャンプ、接触プレーなどで脱臼しないための「動きの安定性」を高めていきます
- 必要に応じて、テーピングやサポーターで保護
● 再発防止のために
脱臼は、再発しやすいケガです。特に肩や膝は、一度外れるとクセになりやすいため、以下の点に注意が必要です。
- 固定が終わった後も、筋力トレーニングや動作の修正を続ける
- 関節の安定性を高める運動を行う(体幹・肩甲骨・股関節など)
- 無理にスポーツに戻らず、十分な回復期間をとる
● oasisでのサポート
鍼灸接骨院oasisでは、脱臼の後の回復をしっかりサポートしています。
痛みや腫れを早く抑える施術だけでなく、再発を防ぐためのトレーニング指導や動きの改善にも力を入れています。
- 肩や膝が「また外れそう」「不安定に感じる」
- 固定が外れてからどうすればいいかわからない
- できるだけ早くスポーツに復帰したい
そんな方に向けて、一人ひとりの状態に合わせたリハビリプログラムをご提案します。
葛飾区立石/鍼灸接骨院oasis
脱臼の後もしっかり治して、再発のない身体づくりを。
競技復帰も、日常の安心も、どちらも大切にサポートします。
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