シーバー病とは?
シーバー病(踵骨骨端症)は、成長期の子どもに多くみられるかかとの痛みを引き起こすスポーツ障害です。踵(かかと)の骨の成長軟骨に炎症が起こり、走る・跳ぶなどの動作で痛みが生じます。特にサッカー、バスケットボール、陸上などのスポーツを行う小学生〜中学生に多く発症します。
こんな症状、ありませんか?
- かかとが痛くて走れない・歩くのもつらい
- 運動後に痛みが強くなる
- かかとを押すと強く痛む
- つま先立ちやジャンプができない
- 左右の痛みに差がある(片側のみのことも)
シーバー病の主な原因
- 成長期の骨と筋肉のアンバランス(骨の成長に筋肉が追いつかない)
- ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)の硬さ
- 足のアーチ構造の崩れ(偏平足・回内足など)
- 過度な運動や繰り返しのジャンプ・ダッシュ
- クッション性の低い靴や硬い地面での運動
鍼灸接骨院oasisのアプローチ
シーバー病は、成長期特有の症状であり、早期の対応で回復を早めることが可能です。当院では以下のような施術を行います。
痛みと炎症の軽減
- 特殊電療(IM2000)で炎症の抑制
- 疼痛が強い場合20分程度のアイシング
※当院では必要以上にアイシングは行いません。アイシングをしすぎることで患部の血流が阻害され、治そうとするいい血流がいかなくなり治りを遅くするためです。
問題点の徹底分析、細かな動作チェック
カウンセリングでスポーツでの動きのクセや使い方、練習強度について聞かせていただきます。カウンセリングを参考にしながら、足関節、膝関節、股関節、胸椎(背骨)動きを細かくチェックし、どこの筋肉の緊張により、関節の可動域制限が発生しているか、かかとに負担がかかっているか精査。かかとだけを見るだけでなく、体全体の骨格の歪みを評価します。
足部アライメント・全身のバランス調整
- 下腿筋の緊張をほぐすための手技療法。
- 偏平足や回内足への対応(テーピングや足根骨のアライメント(関節の位置)調整)
- 体幹・股関節の連動性を高めるアプローチでかかとへの負担分散
- 胸椎や股関節の可動性改善により股関節〜足首の使い方を見直し
3. 機能改善のための運動療法
- ふくらはぎや足底のPNFストレッチで筋肉の滑走性を向上させていきます
- 体幹・股関節・足部の柔軟性強化でフォームの安定性を高める
- 成長に合わせた無理のない可動域と筋出力の調整
4. スポーツ環境とフォームの見直し
- ジャンプ・ダッシュなどの動作チェックと改善指導
- 運動量・練習頻度の見直しとセルフケアの指導
- クッション性のあるシューズやインソールのアドバイス
まとめ 〜 成長期のかかとの痛みは早めのケアが重要!
シーバー病は成長期に多い症状ですが、適切な処置とケアで短期間のうちに改善が可能です。
そのまま運動を続けると、痛みが慢性化したりフォームが崩れ、他の部位を痛めることも。
お子さんが「かかとが痛い」と言い出したら、早めに鍼灸接骨院oasisへご相談ください!
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まずはご予約いただき、お話をお聞かせいただければと思います。