ニーイン・トゥーアウトとは

スポーツや日常動作の中で、膝が内側に入り、つま先が外を向く動きを「ニーイン・トゥーアウト(Knee-in Toe-out)」と呼びます。
日本語では「膝内・つま先外」とも言われ、見た目以上に膝や股関節、足首に大きな負担をかける危険な動作パターンです。

特に、ジャンプの着地、ランニングの着地、方向転換動作などでこの形になると、
膝の内側や外側、さらに股関節や足首の痛みを引き起こす原因になります。


なぜニーイン・トゥーアウトが起こるのか

この動きには、体の複数の部位のバランスが関係しています。主な原因は以下の通りです。

1. 股関節まわりの筋力バランスの崩れ

お尻の横の筋肉である中臀筋が弱いと、膝が内側に入りやすくなります。
股関節を外に開く力が不足し、下半身の軸がブレやすくなります。

2. 足のアーチ(内側縦アーチ)の低下

偏平足傾向の人は、足首が内側に倒れる「過回内(オーバープロネーション)」を起こしやすく、
その結果、膝が内側に入り、つま先が外を向く動きが出やすくなります。

3. 体幹や胸椎の硬さ

胸椎(背中上部)の回旋制限や骨盤の歪みがあると、上半身のねじれが下半身に伝わり、
着地時や切り返し動作でニーイン・トゥーアウトが起こりやすくなります。


ニーイン・トゥーアウトが招く主なケガ

・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
・鵞足炎
・内側側副靭帯損傷(MCL損傷)
・前十字靭帯損傷(ACL損傷)
・足関節の捻挫

特に、女性アスリートや成長期のジュニア選手は、膝関節の角度的な特徴からこの動作が起こりやすく、
ケガの予防には早めの修正が欠かせません。


鍼灸接骨院oasisでのアプローチ

当院(葛飾区立石・京成立石駅徒歩5分)では、痛みのある部位だけでなく、
動作全体のバランスを評価し、根本的な改善を目指します。

1. 姿勢・動作チェック

膝の入り方、股関節の可動域、足首の動き、体幹の安定性などを細かくチェックし、
どの部位に原因があるかを分析します。

2. PNFストレッチ・運動療法

ニーイン・トゥーアウトの改善には、筋肉を鍛えるだけでなく、
正しい動きを神経に再教育することが大切です。
oasisでは、PNF(固有受容性神経筋促通法)を活用したストレッチと運動療法を組み合わせ、
動作のクセを整えていきます。

3. モビリティトレーニング

可動域の制限がある部分には、モビリティトレーニングでアプローチします。
特に股関節・胸椎・足関節の動きを高めることで、膝への負担を軽減し、
よりスムーズで安定したフォームに導きます。


自分でできる簡単チェック

  1. 鏡の前に立ち、両膝とつま先の向きを確認する
  2. 軽くジャンプして着地した時に、膝が内側に入らないか見る
  3. 片足立ちで、膝が内側に倒れないかチェックする

いずれかに当てはまる場合は、ニーイン・トゥーアウトの傾向があるかもしれません。


まとめ

ニーイン・トゥーアウトは、単なるクセではなく、ケガの原因にもなる動作習慣です。
動作の質を整えることで、痛みの再発防止やパフォーマンス向上にもつながります。

鍼灸接骨院oasisでは、アスリートから一般の方まで、アスリート級のケアを提供しています。
膝の痛みやフォームの崩れが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。


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