夏休みは、部活動やクラブチームでの練習時間が大幅に増える時期。
選手にとってはレベルアップのチャンスである一方、体への負担も大きく、ケガのリスクも高まります。
その中でも近年特に増えているのが、「すねの内側の痛み」──シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)です。
放置すれば疲労骨折へ進行することもあるため、早期の対応が大切です。
シンスプリントとは?
「シンスプリント」は、脛骨(すねの骨)の内側にある骨膜が炎症を起こす障害です。
ジャンプやランニングの繰り返しで、骨膜が過度に引っ張られることが主な原因です。
特に以下のような条件が重なると発症しやすくなります。
- 練習量が急激に増えた(特に夏休みや合宿中)
- 硬い地面でのトレーニング
- 柔軟性不足(特に下腿三頭筋・ハムストリングス)
- 扁平足・回内足など足部アライメントの崩れ
- クッション性の低いシューズ
成長期の子どもは、筋肉や腱の柔軟性が骨の成長に追いついておらず、骨膜へのストレスが過度になりやすいという特徴があります。
症状の特徴
- すねの内側(下1/3)に痛みや違和感がある
- 押すと鋭い痛みがある(圧痛)
- 動き出しで痛く、ウォーミングアップで少し楽になるが、また痛くなる
- 痛みを放置すると徐々に強くなり、疲労骨折へ進行する可能性も
違和感の段階で対処すれば数日〜1週間で改善することもありますが、悪化してからでは長期の離脱が必要になる場合もあります。
なぜ夏休みにシンスプリントが増えるのか?
夏休み中は、普段よりも練習時間・頻度が増え、かつ新しいトレーニング(合宿・遠征など)で地面の硬さや運動内容が変化することが多くなります。
さらに、部活動ではケアが後回しになりやすく、疲労の蓄積やオーバーユースが起こりやすい時期です。
特に成長期は、骨や関節が柔らかく、筋肉や腱の引っ張る力によって骨膜に炎症を起こしやすいため、慎重な管理が必要です。
鍼灸接骨院oasisでのシンスプリント対応
当院では、アスリートや成長期のジュニアに多い「シンスプリント」を、痛みの除去だけでなく、再発を防ぐ根本改善型のアプローチで対応しています。
【1】初期評価:原因の可視化
まずは、患部の状態だけでなく「なぜシンスプリントが起きたのか」を評価します。
- 足部アライメント(偏平足・過回内・過回外)
- 骨盤・股関節の連動性(ランニングフォームに影響)
- 柔軟性・筋力バランス(特に下腿三頭筋、後脛骨筋、ハムストリングス)
- 靴の状態や練習環境の確認
これにより、局所だけでなく全体の動きと構造の問題点を明確化します。
【2】急性期の炎症・痛みのケア
痛みが強い場合は、安静やアイシングに加え、以下の施術を組み合わせて早期の炎症軽減を図ります。
- 超音波や微弱電流などの物理療法機器
- 鍼灸による筋緊張の緩和と血流改善(オプションメニュー)
- テーピングによる負担軽減(アーチ補助、脛骨の振動吸収)
炎症を早めに鎮めることで、競技継続と回復の両立を目指します。
【3】根本原因へのアプローチ:運動療法とPNF
痛みが落ち着いてきた段階で、根本的な原因に対する動作修正・機能改善を行います。
- PNFストレッチを用いた足関節〜股関節の神経-筋協調性の改善
- 荷重動作中のアライメント修正(片脚スクワット、ランジなどを活用)
- 足部からの運動連鎖を整えるリハビリ(インソールが必要な場合も対応)
特に当院が重視するのは、「フォーム」ではなく「感覚・反応」を高める運動療法です。
形だけを直しても再発します。脳と筋肉のつながりを再教育することで、実践に強い身体をつくります。
【4】競技復帰までのプラン設計と再発予防
成長期の選手には「今後の成長や変化」を見越したサポートが必要です。
鍼灸接骨院oasisでは、以下のような観点から復帰計画を立てます。
- 復帰時期と練習強度の段階的調整(コーチや保護者との連携も可能)
- 自宅でできるセルフケア・ストレッチ・トレーニングの指導
- 再発リスク評価と、再発予防の通院プラン提案(姿勢・動作評価を含む)
本人任せにせず、継続的なフォローで再発を防ぐ体づくりをサポートします。
痛みは「成長の証」ではなく「体からの警告」
すねの痛みを「よくあること」と見過ごしてしまうと、長期離脱を招いたり、フォームの崩れから別の障害へ波及する可能性もあります。
違和感を感じた段階で適切な対応をとれば、競技を続けながら回復することも可能です。
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鍼灸接骨院oasisでは、スポーツ現場と医療の間をつなぎ、選手が競技を楽しみ続けられる体づくりを全力でサポートしています。
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